どうも、山田です!
骨盤の歪みって気になりますよね。そもそも歪んでない人なんていないに等しい・・
ところで骨盤が歪むとはどういうことなの?
このブログを読んでいるあなたは少なからず健康に興味があるハズ。
腰痛ともひじょ~~~に関係する骨盤の歪みについて一緒に紐解いていきましょう!
もくじ
すでに見飽きた骨盤の図
僕はこの図は見飽きたんですが、骨盤初心者のあなたはには最高にわかりやすい図ですね。
そもそも人間の骨盤というのはかわいそうですね。直立したときに大きな負荷を負わされているわけですから。
四足歩行であれば、上半身の重さは背骨が支えてくれますが、立ってしまうとすべてが底にある骨盤にかかってしまう。そのために、人間の骨盤は他の動物に比べて、左右に大きく開いているんですね。それに内臓も支えなといけないですもんね。
骨盤は歪まない!?
骨盤というのは3つのパーツでできています。
それが、寛骨(かんこつ)、仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)です。さらに言うと、寛骨はもともと腸骨、坐骨、恥骨という3つの骨でありました。それが思春期を過ぎる頃にくっついて一つの骨になったのです。
なのでこの3つの骨の間には関節が存在しないんですね。尾骨は進化の過程で尻尾が退化してできたと考えられていて、3~6個の小さな骨が連なっています。
骨盤の関節と呼べるのは仙骨と寛骨の間にある仙腸関節のみ。
この関節がどれだけ動くの?といったら、ごくわずか。なので骨盤自体が歪むということは無いに等しいでしょう。
なので骨盤を歪んでみせているのは、骨盤に関係する筋肉であるということがわかりますね。
骨盤の基本的な歪みパターン
代表的な歪みパターンをおさらいしていきましょう。
骨盤の前傾・後傾
骨盤前傾
骨盤が前方に倒れてしまい、腰椎の湾曲が増強された状態ですね。これは女性に多くみられます。
この状態で短縮しやすい筋肉は、腰部脊柱起立筋、頚部伸筋群、腸腰筋、大腿筋膜張筋、大腿直筋などなど。
骨盤後傾
骨盤が後方に倒れてしまい、腰椎の湾曲は減少し平坦に。腰が後ろに反れない男性に多いですね。
この状態では、ハムストリングスが短縮、あるいは優勢となります。お腹の筋肉が弱くなっている可能性も大です。
骨盤がねじれる・ひらく
ねじれるといってもさきほどもお伝えしたように、骨盤はあまり動かないので数ミリのことですが、この数ミリでいろんなトラブルが起きてしまうので怖いところです。
骨盤が広がる、よく耳にするのが「骨盤が開く」という表現でしょうか。女性は妊娠をすると骨盤が開いていき、出産の準備をします。産後の腰痛やむくみ、膝痛などはこの開きが原因かもしれません。
骨盤が傾く
肩の高さが違ったり、足の長さ、膝の高さなどに左右差がでます。
骨盤を歪める6つの原因
間違った座り方
足を組む、横座り、ぺちゃんこ座り、ソファの上で正座、あぐらなどはすべて骨盤に負担をかける無理な姿勢です。
間違った靴選び
足に合わない靴は、足首や膝関節によけいな負担をかけていることも・・
運動不足
そもそも骨盤を支える筋力がない。
間違った寝具選び
ふかふかすぎて体が沈むベットなどは腰に負担がかかります。人間には本来、睡眠中の寝返りによって、その日にできた歪みを解消しようとする自己修復機能が備わっています。
適度な広さと弾力のある快適な寝具をゲットしましょう。
出産前後のケア
女性の骨盤が最大に開くのは、出産のとき。赤ちゃんの通り道となる骨盤は、出産までの間にゆっくりと開き、出産前後10日ほどの間で急速に閉じていきます。この10日間が要注意期間。この時期に間違った座り方や、眠り方をしていると、骨盤が歪んだ状態で閉じたり、きちんと締まらなかったりしてしまいます。
逆に、この時期は骨盤を締めている靭帯がゆるんでいるので、もともと骨盤の歪みがきになっていた人にとっては、骨盤をきちんとした位置にもどす絶好のチャンスでしょう。
老化
老化による筋力低下も歪みの原因となりますが、あきらめることはありません。簡単な体操と適度な運動で何歳からでもケアできます。
眼を閉じて50歩その場であしふみ。骨盤診断
さっそくあなたの骨盤診断タイムです。
実に簡単ですが、実際の結果にびっくりするかも。
まずは床にテープでもいいのでバミッてください。(しるしをつけるという意味です)
そしてその上に立ちます。
はい、眼を閉じて。
その場で50歩あしふみ!
てくてくてくてく・・・・・
はい、眼を開けて。
さてどうでしょう?
最初の立ち位置からどれだけズレてますか?
ぜんぜん変わってないあなたは骨盤力高すぎです。すばらしい!
最初の位置から動いてしまった人は最初の位置からどっち方向にいってしまったのかを調べましょう。
まず、前方に動いていたなら重心が前方向にあり、骨盤は前傾である可能性が高いです。後ろなら後傾。
左に行っていたら左の骨盤が下がっていて(右が上がっている)右に行ったら、左の骨盤が上がっている。
では斜めはどうだろう?
右斜前に進んでしまったら、骨盤が右に向いていて(右に回旋)なおかつ前傾している。
左斜め前なら、骨盤は左に回旋して、前傾している。
右後方に進んだ場合骨盤は左を向いて(左に回旋)後傾している。
左後方に進んだら右回旋の後傾となります、ややこしいですが・・
上の図を参考にしてみてくださいね!
もっと細かく分析してみよう!
今度はさらに細かく骨盤の状態を見ていきましょう。
骨盤の前傾・後傾
壁にかかと、尻、背中、そして頭をつけて、両足を揃えて立つ。
次に、壁と腰の間にできた空間に手をいれます。指を伸ばしてからしか入らないなら骨盤は後傾の可能性あり。指を曲げて入るなら正常。こぶしが入るなら前傾。
上前腸骨棘の左右の高さ
まっすぐに立つ。骨盤の左右、一番高いところにそれぞれ親指を乗せる(赤丸のところ)。左右の骨盤が同じ高さなら正常。右が高いなら、右の腰方形筋が強く、縮んでいるかも。左なら左の腰方形筋が、という具合ですね。
骨盤・背骨のねじれ
椅子に座り、左右の肋骨の最下部に親指を、骨盤の最上部に人差し指を置いて、その距離を測りましょう。左右の親指と人差し指の距離が同じなら正常。右のほうが短ければ左回旋、左なら、右回旋。
骨盤(股関節)の開き
上向きで寝てください。リラックスです。
足の開き具合を見てみましょう。爪先がどの方向に向いていますか?
左右の爪先とかかとでできた角度が80度から90度なら正常、開きすぎなら梨状筋、閉じすぎならば中殿筋を伸ばすべし!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分の歪みっぷりに驚いてませんでしょうか?
それぞれの歪みパターンがわかったらあとは対処するのみですよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。