【肝腎】忘年会シーズンに疲れがとれない理由とは!?

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どうも山田です。

忘年会シーズン真っ最中ですね。ほぼ毎週のように忘年会に参加しているサラリーマンやOLのみなさん。こんな症状はございませんか?

  • 翌日、すっきり目覚めることができない
  • 寝ても疲れがとれない
  • イライラしたり怒りっぽくなっている
  • 目の疲れがひどい、目やにがでる、目が充血している
  • 足がよくつる
  • 顔がむくんでパンパンだ

このような症状があり、腰痛もなかなか良くならないというあなた!内臓の疲れが溜まっているかもしれませんよ。

それって肝臓の疲れだよね」と思うかもしれませんが、実はもう一つ注目したい臓器があります。

それは腎臓です。

 

「肝心/肝腎」(かんじん)

という言葉がありますよね。意味としては「○○な話」「慎重に対処することが○○だ」とか。最も重要なことを表します。

人体にとってもそうで、最も重要な臓器であることからきているんですね。

そこで今回は案外聞かれるとどこにあるの?って感じの腎臓がテーマです!

腎臓に詳しくなろう!

さて腎臓について基本的な事をまずはおさえていきましょう。

腎臓ってどこにあるの?

腎臓の位置はいったいどこなのでしょう。まずは上の画像をご覧ください。

左右に二つそら豆のような形をしたものが腎臓です。背面から見て右の腎臓は肝臓があるために若干下に下がっています。

腎臓の大きさは?

縦に約11㎝、重さ:約130gでだいたい握りこぶしと同じぐらいの大きさなんですよ。

腎臓の役割とは?

動脈から腎臓に入った血液は老廃物を取り除かれ、きれいになって静脈からでていきます。血液中の老廃物は尿となり、体の外へと排出されます。つまり、人間の老廃物を漉すフィルターの役割をしているんですね。

実は血液をろ過して尿を作ること以外にも大事な役割があります

腎臓の役割はあまり知られていない事もありますので簡単なまとめをしておきますね。

  1. 血液中の老廃物をろ過し、尿として排泄する
  2. 体内の水分と電解質(ナトリウムなど)を調整
  3. 血液の酸性・アルカリ性の調整
  4. 血圧を調整するホルモン、赤血球をつくるホルモンの分泌

このように尿だけではなく、血液や、水分、ホルモンなどを通して、体内環境を全体にわたって調整する役割があります。なので腎臓に異常があると体のさまざまな部分にいろいろな障害がでてくるというわけです。

腎臓からのサインに気づいてください。

朝起きて「あー、今日は腎臓の調子いいわあ~」なんて思うことはまずないですよね?症状が重症化して初めて腎臓が悪いと気づく事が多いようです。しかし、自覚症状はまったくないわけではありません。腎臓が疲れているときにはいくつかのサインがあるのです。

サイン1:体のむくみ

体のむくみも腎臓の機能低下を表すサインのひとつです。

  • 朝起きたら顔がはれぼったい
  • 指輪が入らない
  • ブーツがきつい
  • 靴下の跡がなかなか消えない

などの症状がでていると体がむくんでいる可能性があります。その原因としてはタンパク尿があります。タンパク尿が出ると血液中のタンパク質が減り、水分保持機能が低下します。すると血液中の水分が外にしみだし出し、これがむくみを起こします。

サイン2:尿の色

これが腎臓からのサインで一番わかりやすいのではないでしょうか。尿の色は体調によって変わりますが、通常は黄色っぽい澄んだ色をしています。(栄養ドリンクなどを飲んだ後や疲れているときは一時的に色が濃くなりますよね)

とくに注意したいのがタンパク尿。腎臓のろ過機能が低下すると、本来は出てこないはずのタンパク質が尿に漏れ出てくることがあります。そうすると尿の色が濁った感じになり、泡立ちが目立つようになります。
※運動をした後や高熱が出たときにも、一時的にタンパク尿が出ることがあるようです※

普段から尿の色に異常がないか、チェックしておくことが予防につながります。

サイン3:トイレが近い

あなたは一日に何回トイレに行っていますか?一日の排尿の回数は人によって、または季節によっても異なりますが、通常は3~10程度までなら正常とされています。10回以上を超える人は頻尿を疑って、検査を受けるようにしましょう。

腎臓と腰痛

さて、ここからは腎臓と腰痛の関係性についてです。

腎臓の機能低下で大腰筋が緊張する

 

腎臓の機能低下すると腰椎から股関節までつないでいる大腰筋という筋肉が緊張します。

よく反り腰の方に多いのですが、上向きに寝て床と背中の間に隙間ができてしまっている状態。これは大腰筋の緊張で腰椎の前弯を強くしてしまっているからなのですが、さらに前傾してしまった骨盤を上半身で修正しようとして背骨が後湾し、猫背が出来上がってしまうのです。

腰痛と三半規管の関係

腎臓は三半規管との関わりも深いため、腰痛を放っておくと耳にも悪影響を出すことになり、耳鳴りやめまい、首の筋肉の緊張から頭痛へと発展してしまう可能性もあります。

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2017年8月8日

最後に、、

忘年会が終わったと思ったら新年会。いつになったら内臓が休まることやら、、、

それにしても腎臓ってこんなに大事な臓器だったなんて驚きですね。。そういえば本屋で「腎臓をもみなさい」っていうのが売ってたような。。

まだまだ忘年会の予定がある方はくれぐれも無理されないように。塩分の摂り過ぎにも注意しましょう。

なかなか疲れが抜けない場合は早めにご相談くださいね。そこ肝腎ですよ。

 

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