どうも、山田です。
先日オヤジの施術をしていると、オヤジがこんなことを聞いてきました。
スマホサム??
スマホと
サム・・
じゃなくて、サムは「親指」ですね。
いわゆるスマートフォンの使いすぎによる、指、手首に発症する腱鞘炎のことを「スマホサム」と呼ぶみたいです。
指が痛くてはスマホができん!ということで本日のテーマは「スマホサム」!
もくじ
腱鞘炎はなぜ起きる?
骨と筋肉を束ねる腱鞘(けんしょう)が炎症を起こす
腱は骨と筋肉をつなげる繊維性の結合組織。腱は腕から指まで束状に何本も通っていて、腱のはたらきによって指の曲げ伸ばしが可能になります。そしてその複数の腱をおさめるように「腱鞘」が存在します。この「腱鞘」が何らかの理由で腫れと痛みを伴い、炎症を起こすことを「腱鞘炎」といいます。
腱鞘(けんしょう)ってなんだろう?
腱鞘とは、手や足の腱のまわりで滑液包が細長くなっていて、ちょうど鞘(さや)、つまりパイプのように包んでいる部分のこと。この腱鞘があることで、手足の関節の曲げ伸ばしが可能となるわけです。自転車やバイクのブレーキケーブルのワイヤの周囲を覆うパイプ状の部分の働きに似ています。
親指の使いすぎが手首へのダメージに!
先日、久しぶりに地下鉄に乗ったのですが、みなさんスマホいじってましたねー。どの指でいじるのが多いのか、また次回地下鉄に乗った時に検証してみたいと思います。
今回さらっと確認してみたところ
- 人差し指メイン
- 親指メイン
- スマホを横向きで操作
- 親指連打
などなど、人によって使い方が異なっていて面白い発見でした。とくに親指メイン・親指連打は特に痛めやすいので親指をメインでスマホ操作をする方は要注意です。
↓こんな声も
スマホサムだから、デレステ走れない
— 魚鱗 (@gyorinjin) 2017年9月21日
あなたはスマホサムではないですか?整形外科的チェック法「フィンケルシュタインテスト」のやり方
自分でできる簡単なチェック方法を紹介しますので、試しにやってみてください。
1・親指を曲げる
2.親指を内に入れて軽く握る
3.手首を小指側に軽く曲げる
※症状が酷い場合は曲げはじめですでに痛むので無理に曲げることは避けてくださいね※
痛みがある場合の対処法
さてチェックは済みましたでしょうか?
テストを行って痛みが強い方はまずは手首の負担を減らすこと、休ませることが大事です。
- スマホの使い方を見直す
- PCをよく使う方はキーボードの手前にタオルを敷いて、その上に手首を置いて操作をする
- テーピング・サポーターをして固定する
などなどすぐにできる対処法がございますので、痛みが強くなる前に対処しましょう!
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まとめ
iPhone8/8plus発売など、ますますスマホから離れらくなる昨今。世界中で手首~指にかけて痛みを訴える人が増加しているようです。
やがて手首の負担が、肩回りの筋肉への負担となり「スマホ肩」なんてことになりそうですね。
大事なのは痛める前に予防!ということで月末は背骨LABOで体のメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます!